12月6日「粉ミルクから放射性セシウムが検出」との報道に衝撃が走った。原因は乾燥過程よると説明されている。大気中に大量の放射性物質が放出された3月14～20日に製造されたものだ。当時関東近郊には相当量の放射性物質が飛散していたことを裏付けるものと言える。
被ばくはトータルで評価すべきであり、粉ミルクなど問題が起こったものだけに焦点が当たるのは実体を見誤る危険性が高い。生活環境すべてのものに対し、想像力を駆使して対処することが求めれている。 全力で国は調査をすべきだが、今回の事例もあるＮＰＯの指摘によるものらしい。我々が子供たちの命を守るという気概が試されている。
